令和3年2月17日[水曜日]、午前10時より「祈年祭」を斎行いたしました。五穀豊穣とともに皇室の安泰・諸産業の発展・国民の幸福・国の繁栄を祈願し、大和舞「神主舞」を奏進いたしました。
祈年祭は、「としごいのまつり」、「春祭り」ともいわれ、年の始めに五穀豊穣を祈る祭です。秋の例大祭、新嘗祭と共に金刀比羅宮の三大祭の一つです。大宝元年(701)に施行された大宝律令により、神祇官が国家の祭祀として行っていましたが、平安時代から次第に衰え、ついに応仁の乱[応仁元年〜文明9年(1467〜77)]で廃絶してしまいました。その後、明治2年(1869)に復活しました。