金刀比羅宮に桜の苗木25種類 計1,000本を奉納してくださった北原義幸様への「感謝状贈呈式」を令和4年4月7日、緑黛殿にて行いました。
北原様は、金刀比羅宮の門前町である琴平町の出身。85歳。20代で京都府に移り、現在まで在住されています。27歳で病気で亡くなった前妻の文子様も同じ琴平町出身。金刀比羅宮の境内には文子様との沢山の思い出があり、恩返しの気持ちで桜の苗木を奉納してくださったそうです。
当日のマスコミ各社のインタビューに北原様は「何年か先に桜が成長して、見た人がきれいだなと言ってくれたら、文子も喜んでくれると思う」と話していらっしゃいました。
感謝状贈呈式の後、御本宮にて大神さまにご報告し、お神楽を奉納。1,000本の苗木の内の3本を北原様が自ら植樹してくださいました。
【苗木25種類 計1,000本】
関山、普賢象、一葉、松月、白妙、天の川、うこん、駿河台匂、八重紅大島、兼六園菊桜、修善寺寒桜、冬桜、花笠、紅華、仙台屋、河津桜、アーコレード、御車返し、小松乙女、神代曙、八重紅枝垂、紅枝垂、雨情枝垂、舞姫、神山枝垂桜
順次届けられました苗木は、昨年秋から今春にかけて境内各所に植えられました。