絵馬堂は三穂津姫社の南側に二つ南北に並んでありました。共に江戸時代、18世紀中頃に建てられたものと思われます。
南の絵馬堂は2002年まで、北の絵馬堂は2021年まで存在しました。
このデジタルアーカイブは、北の絵馬堂のものです。
絵馬堂には全国各地から祈願報賽のために奉納された無数の絵馬が掲げられていました。
かつては、生きた駿馬を神さまに奉納していましたが、後に、絵に描いた馬、つまり「絵馬」を奉納するようになり、さらに、馬ばかりではなく、武者絵や美人画の絵馬もみられるようになりました。金刀比羅宮は航海安全祈願の信仰を集めていることから、特に船の絵馬が多くみられました。
資料や文化財として貴重な絵馬は学芸参考館と金毘羅庶民信仰資料収蔵庫で保存されています。
絵馬堂で展示されていました海洋冒険家・堀江謙一さんのモルツマーメイド号は金毘羅庶民信仰資料収蔵庫で保存されています。
THETA360
絵馬堂の中を360°自由に操作してご覧になれます。
VRゴーグルもご利用いただけます。
画像アルバム
絵馬堂の側面と内部を全て撮影した画像と、資料画像です。