令和6年 例大祭ポスター
十月十日は、こんぴらさんの日。
令和6年 例大祭のご案内
金刀比羅宮の「例大祭」は、暦本に「金刀比羅祭」とある金刀比羅宮の特殊神事であり、もっとも重要なお祭です。
宵宮祭、例祭、御神輿など、その主要な祭典・行事は10月9日〜11日の3日間に斎行します。
特に10月10日は、年に一度、金刀比羅大神さまが琴平山(象頭山)から門前町に下りられる「お下がり」の日です。その御神輿の渡御は、約600名が御本宮から御旅所(南神苑/神事場)まで約2キロメートルの道のりを進む大行列です。その際、大神さまの御神輿は、行列先頭の「お頭人さん」(おとうにんさん)と呼ばれる乗馬の男子児童2名と駕籠の女子児童2名に導かれます。邪心のない子どもたちは神さまを導くことができるとされているのです。
それでは、以下、令和6年〔2024〕10月9日〜11日の3日間の予定です。
宵宮祭
日時:10月9日 午後4時
場所:御本宮
お祭の前日のことを「宵宮(よいみや)」といい、この日に斎行する祭典が宵宮祭です。
八少女舞を奏進します。
御本宮 例祭
日時:10月10日 午前10時
場所:御本宮
金刀比羅宮のもっとも重要な祭典であり、祈年祭・新嘗祭と共に三大祭の一つです。
大和舞を奏進します。
神幸祭
日時:10月10日 午後4時
場所:御本宮
御神輿が御本宮を発御する前に斎行する祭典です。「神幸」とは、神さまが御神輿に乗って御旅所に渡御することです。
讃岐風俗舞を奏進します。
御神輿 御神幸
日時:10月10日 午後9時〜11時
場所:御本宮→御旅所
午後9時、御神輿が御本宮を発御します。
先供の奴組、乗馬の男子児童2名と駕籠の女子児童2名を中心とした頭人行列、猿田彦、道太鼓、講員、敬神婦人会、氏子総代、庄官、五人百姓、祝舎神職、神馬、巫女、舞人、太玉串、伶人、御神宝、啓行員、御紫翳、御神興、御菅翳、御絹傘、御錦蓋、御菅蓋、宮司、神職、祭員など、約600名による御神幸です。御本宮から御旅所まで約2キロメートルの道のりを2時間かけて進みます。道太鼓が凜々と鳴り渡る沿道は、奉拝の皆さまで賑わいます。
御神輿は、10時半ごろ表参道の「金陵の郷」の前を通過し、11時ごろに御旅所に着御する予定です。
行宮着御祭
日時:10月11日 午前0時
場所:御旅所
大和舞を奏進します。
行宮朝祭
日時:10月11日 午前10時
場所:御旅所
献馬式を行い、東遊を奏進します。
舞楽「蘭陵王」
日時:10月11日 午後1時
場所:御旅所
雅楽演奏ユニット「博雅会(はくがかい)」による舞楽「蘭陵王」の奉納です。
講社祭
日時:10月11日 午後2時
場所:御旅所
金刀比羅舞を奏進します。
還幸祭
日時:10月11日 午後4時
場所:御旅所
「還幸」とは、神さまが神幸先の御旅所から帰ることです。
八少女舞を奏進します。
御神輿 御還幸
日時:10月11日 午後9時〜11時
場所:御旅所→御本宮
午後9時、御神輿が御旅所から御本宮へ御還幸します。